【5時起床に挑戦】夜型人間が早起きした方法、その一日の記録とメリット
夜型生活の悩みと、早起き挑戦のきっかけ
朝8時過ぎに起きます。慌ただしく支度をして9時に家を出て、通勤に1時間半かかるため会社に着くのは10時半。寝坊して11時になることもしばしばでした。
1日のタスク整理がままならないまま急ぎの仕事から取り掛かり、一日中追われるような気持ちで仕事をして、退勤は21時過ぎ。
22時半に帰宅すると体はヘトヘトで、入浴と夕食で精一杯です。
体力的にも精神的にも自分の好きなことをする余裕はなく、それでもスマホをいじったりして寝るのは1時か2時。
やりたいことは積もっていくばかりで、翌日の夜や休日の予定に組み込むものなかなか実行に移すことができずにいました。
こんな生活サイクルを改善したいと思っていたところで、ネットニュースでいくつかの書籍のタイトルが目に入りました。
『朝五時半起きの習慣で人生はうまくいく』
『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』
また、ちょうど同じ頃、寝坊しないために新しい目覚ましアプリ試していました。
計算問題を解く、50回スマホを振る、写真を撮るなど、指定の行動を取ることでアラームを止める、『起こしてMe』というアプリです。
これによって起きたい時間に起きることができていたことも自信になり、朝5時起きに挑戦してみることに。
早起きのための計画と方法
朝5時起きを実行するために、ノートに計画を書き起こしました。
帰宅時間が遅く、23時に寝ることが難しかったため、まずは23時半就寝で5時半起床を目指します。
・23時半 就寝
・5時半 起床
・6時半 家を出発
└この時間に出発すると始発電車があり、座って通勤できる
・8時 会社近くのカフェに到着
└PCを開いて自分のやりたいことに時間を使う
・9時半 出勤
・20時 退勤(遅くとも20時までには)
・21時半 帰宅
・23時半 就寝
理想を叶える完璧なタイムスケジュールを立て、前述のアプリ『起こしてMe』で5時半にアラームをセットしました。
そして、朝起きてまずやることを決めておきます。
① 起き上がってアラームを止める(パソコンの写真を撮ってアラームを解除する設定にしました)
② 目薬をさす
③ ベランダに出て一服する
これができれば目が覚めて二度寝は防ぐことができるはずです。
平日朝5時半に起きてみた一日の記録
いざ当日・・・
前日は予定より30分遅い就寝だったものの、予定通り5:30起床に成功!
8月16日、真夏でも朝は少し涼しく清々しい気分。
自由に使える朝時間がたっぷりあるので、普段はできないことをいくつも実行しました。
・メルカリで売れたwifiルーターの梱包
(普段の朝は慌ただしくてそれどころではない)
・会社に持参するタンブラー用にコーヒーを淹れる
(普段は急いで氷水を入れる)
・余ったアイスコーヒーで一息
(普段はコーヒー一杯の余裕もない)
・ヘア&メイクばっちり
(普段は時間がないためビューラーとマスカラの工程まで行きつかない)
・ちょっとした家事や身の回りの片付け
(普段は気になっても放置して出かけるしかない)
本当に、いいことしかない…!
飲み物の準備やメイクなど、朝の支度に余裕が生まれるだけではありません。
気になった用事をその場で済ませられるので、
・何かをやり残す罪悪感から解放される
・家がキレイになる
→二重に気分がいい!
ということを発見しました。
発見というと大袈裟ですが、こんなことにも気づけないくらい、慌ただしい朝に慣れきっていたのです。
多くのタスクをこなして、7:30に出発。
もっと早く家を出てカフェに行く予定でしたが、家でやりたいことが思いの外多かったため予定を変更しました。
電車の中ではiPhoneで調べごとをしたり旅行記を書いたりして、朝9時に会社に到着。
普段はギリギリの出社で、早めに対応しなきゃいけないタスクから手をつけてバタバタしていました。
時間に余裕があったこの日の朝は、誰もいないうちにまず一日のタスク整理から。連絡ごとも済ませたあと、落ち着いてからメインの仕事に取り掛かります。心に余裕があるため、落ち着いて仕事ができ効率もアップ。
朝の時点ですでに、一日を制した気分でした。午前中に効率よくタスクを消化していき、そのおかげで午後も落ち着いてまとまった仕事に取り組むことができました。